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凍傷 [た行]

凍傷(とうしょう)とは、極度の低温に皮膚がさらされたときに生じる傷害のことです。症状としては痛みや痺れが起こり、さらに痛みが激しくなった後に感覚を失い、水泡や変色、そして壊疽してしまうと切断するしかなくなります。
人間の体は、低温時に体の中枢を守るために血管が収縮します。特に手足や鼻、耳などは抹消の血管が収縮し、血行不良となり、組織が凍って損傷しやすい=凍傷になりやすい部位です。
治療はその症状に応じて、損傷部位を保護しながら、加温します。お湯につけたり、たたいたりこすったりしてはいけませんので、救急法を確認し、何よりも早く医療機関で受診すべきです。

予防が何よりも肝心です。寒冷な環境の他にも、濡れによる体温低下、風による体感温度の低下、ザックや靴紐などでの血行不良、などの影響がありますし、それ以前に体を守るための十分な衣服を身につけていなければなりません。目出し帽で顔の皮膚を保護したり、十分に保温性がありきつくない手袋や靴下(汗で濡れても頬保温性のあるもの)を身に着ける必要があります。頭や首からは熱が奪われやすいので、保温性のある帽子やネックゲイターの着用も必須です。
タグ:凍傷 保温
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