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雪洞 [さ行]

せつどうとは雪に掘った洞穴のことです。山に作るかまくらのようなものでしょうか?思ったより快適に一夜を過ごせます。
スコップ1本あれば簡単にできてしまいます。雪洞を作る場所はは風下の雪の十分ある斜面がよいでしょう。くれぐれも雪崩や雪庇の危険のない場所を選びましょう。なぜ、斜面に掘るのかというと効率がよいからです。掘り出した雪はそのまま谷へ落とせばいいのです。30分もあれば1人では十分な雪洞が掘れるでしょう。
雪洞の中はおどろくほど静かで、温かいです。テント装備もいりません。雪洞の大きさは大きくすれば快適ですが、体力も必要ですし、保温性が低下します。必要十分な大きさがいいと思います。ただ、天井は丁寧に仕上げてください。さもないと雪が飽和状態になったときにポタポタと雨が降ってしまいます。そうそう、あまり天井を薄くすると崩れてしまいますのでご注意を!窒息しないように考慮することも大切です。雪が降り続けているときには、雪洞停滞後の出入口の確保も重要です。
凍った斜面ではスコップの歯が立たないことがあります。そんなときにはスノーソーが役立ちますが、あまり常備しているものではありません。一生懸命に雪洞を掘って汗をかいて風邪をひかないように気をつけましょう。
遭難した時に、コップで、あるいはナイフで雪洞を掘ってビバークして助かったなんて話も聞きます。一度作ってみるもの無駄な経験にはならないはずです。


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