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アプト式 [あ行]

アプト式とは、2本のレールの間に歯型のレールを敷いて、車両には歯車をつけてかみ合わせ、急勾配を登り下りするラック式鉄道の一つ。アブト式ともいう。

位相をずらした通常2枚または3枚の板状のラックレールを使う。複数枚の歯車と歯軌条がかみ合っているために重量のある車両にも適している。スイス人の技師ローマン・アプト(Roman Abt )によって考案された。

日本では、1893年~1963年 国鉄信越本線横川駅~軽井沢駅間に採用されていた。
現在では、1990年~ 大井川鐵道井川線アプトいちしろ駅~長島ダム駅間に採用されている。

ラック式鉄道には他にマーシュ式、リッゲンバッハ式、シュトループ式、ロヒャー式、フォンロール式などがある。


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