SSブログ

ワンダーフォーゲル [わ行]

ワンダーフォーゲルとは、19世紀末、大戦前のドイツでカール・フィッシャーらがはじめた青少年の野外活動のことです。近代化する社会に対する自然主義の思想が背景にあります。

独語の Wandervogel が語源で「渡り鳥」の意味があります。活動には歌うことも含まれていたので、さえずる鳥になぞらえ、また、社会からの自然の中へ旅をすることや、自由な精神の象徴とも言われます。

この運動はユースホステルやボーイスカウトの成立にもつながりますが、大戦の余波で運動は一時下火になります。日本にも伝えられましたが、その内容は必ずしもドイツのものと同じとは限らないようです。


コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

ワカン [わ行]

ワカンとは、輪かんじきの略で雪上で歩くための履物です。クロモジやタモなどの枝をUの字に曲げて2つ組み合わせて輪にしたもので、靴に縄を使って固定します。立山の芦峅かんじきが登山用としては有名ですが、マタギなど雪上で狩猟する人たちの道具でもあり、地方によって材料や形状に特徴があります。
登山用にはアルミとテープのものもあります。
山スキーを始める前は冬山でよく使っていましたが、今はほとんど使用していません。
ここ数年はスノーシューが普及するようになり、登山だけでなくバックカントリーボーダー、スノーハイカーなどに利用されています。
コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。